現在の地球の人口は約67億人。
2050年には92億人に達するといわれています。
一方で、全人口が
先進国の生活基準で暮らす場合を計算すると、
地球の資源では
18億人分の生活しか支えることができません。
(参考文献: 左巻健男「地球を救うエコ数字 数から読み解くぼくらの未来」小学館)
日本の資源で
日本に住まう人間を養えるのは
3000万人くらいと研究者は言っている。
つまり今の総人口の1/4ほど。
江戸時代の総人口と同じだね。
(少子高齢化はいいことだとも言っていた)
近い将来、
世界的“資源戦争”が勃発する危険性が高い。
日本に限って言うならば
日本人はすべて“難民”になる。
兵器を持っていないからね。
少し前に水資源を確保するために
日本の山を買い取った中国企業があると聞いた。
農地争奪のために
先進国が先を争って買占めようとする動きが
起こっているとも聞く。
資源戦争の兆候が垣間見えるようだ。
「どうすれば資源戦争を回避できるか?」
自給自足の国に近づける。
人口を減らす。
(一人っ子政策)
食糧生産の効率化を図る。
(農業の工業化)
海水を淡水(飲み水)にする。
(日本の技術が出番です)
環境汚染を食い止める。
(これも日本の技術が活かされる)
「少欲知足」の精神革命を促す。
(これが一番難しいね)
…
具体的な方法はここでは取り上げない。
多くの方法があるだろうからね。
今、僕らは豊かな日本で生かされている。
発展途上国の人々を思いやる
心のゆとりが持てるくらいまで
衣食住の心配がない。
そんな僕ら各自が
「何をすべきなのか」
「何ができるのか」
を改めて考えてほしい。
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