第25回東南アジア競技大会(SEAゲーム)が閉幕。

2009年12月19日

2年ごとに開催され、50年の記念大会、
ラオス初の国際競技大会となった
東南アジア競技大会(SEAゲーム)は
9日からの10日間の競技を終えて閉幕しました。

もっとも盛り上がったのは男子サッカー、
サッカーは開会式より早く12月2日競技を開始、
12/5のラオス×ミャンマー戦は1-1の引き分け、
12/7のラオス×インドネシア戦は、2-0と勝利、
12/10のラオス×シンガポール戦は0-0の引き分けで、
1勝2分で準決勝進出をB組トップで決めました。
一方、A組では波乱、大会8連覇のタイが
ベトナムと1-1の引き分け、
カンボジアに4-0と勝利、東ティモールに5-0と勝利し、
予選最終戦のマレーシア戦、
引き分け以上で準決勝が決まる試合でしたが、
後半にマレーシアが先制、タイは後半35分に追いついたものの、
ロスタイムにマレーシアが逆転し、
タイがまさかの敗退となり9連覇はなりませんでした。

この結果、12/14の準決勝は、
B組1位のラオスとA組2位のマレーシアの対戦。
この大勝負にラオスっ子は大盛り上がり、
深夜からチケットを求めて並ぶものの
チケットを買えない人が続出です。
タイの敗退でテレビ中継局も変更、
それにあわせて競技時間も変更です。
注目の準決勝は、割れるような声援の中キックオフ。
前半14分、マレーシアが先制し、その後、
ラオスにとって厳しい状況が続きましたが、
後半29分に見事なミドルシュートで同点に追いつきました。
しかしながら、後半34分、40分と立て続けに失点してしまい、敗退しました。
3-1という結果でしたが惜敗と言ってよいと思います。

マレーシアは、決勝でベトナムに1-0で勝利し、
1989年のマレーシア、クアラルンプール大会以来
20年ぶりの優勝となりました。

メダル獲得数はタイが金86でトップ、
続いてベトナムが83、
インドネシアが43となっています。

国名 金 銀 銅 合計
タイ 86 83 97 266
ベトナム 83 75 57 215
インドネシア 43 53 74 170
マレーシア 40 40 59 139
フィリピン 38 35 51 124
シンガポール 33 30 35 98
ラオス 33 25 52 110
ミャンマー 12 22 37 71
カンボジア 3 10 27 40
ブルネイ 1 1 8 10
東ティモール 0 0 3 3
合計 372 374 500 1246

次回、第26回東南アジア競技大会(SEAゲーム)は、
2011年インドネシアのバンドン、スマランで開催されます。

<この記事の管理人さんの意見>

ラオスの競技レベルはこの大会を機に
確実に一つ上のステージに上がったと思います。
内陸国で人口も少ないから、って言われますが、
ラオスっ子も頑張れば出来ます。
新しいステージでの飛躍を期待したいですね。

———

ラオス総人口600万人が
ミャンマー(5000万人)
カンボジア(1200万人)よりメダルが多い。
人口の多さは関係ないのかな。
ただやはり国全体で
スポーツを振興していることは関係するだろうね。

世界的人気なサッカーはアジアでも同じなんですね。
なぜサッカーがみんな好きなんでしょうか?
日本人は野球ばかりですが、
世界ではサッカーの方がメジャースポーツです。
おそらくボール1つで
誰でもできるからだと思うがどうでしょうか。

日本のプロサッカー選手に
コーチしてもらえれば喜ばれると思います。
現役引退して退屈している方がいれば
アジアに行って余生を捧げる。
いい国際貢献になると思いますよ。

コメント

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